2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本でずっと買い占められてきたもの

水はなかなか手に入らないが、生活用品の買い占めは、だいぶ落ち着いてきた。 しかし、日本では長年にわたって、ずっと買い占められてきたものがある。 それがお金である。 僕自身も、つい最近まで貯金はよいことだと信じており、みんながきちんと貯金すれば…

Gmailから送ったメールが文字化けしたときの対処

既によく知られている話なのかもしれないが、ちょっとはまったので、一応、備忘録として。 Gmailから送ったメールが、文字化けしたと言われたら、「設定」で「送信メールにデフォルトのテキスト エンコードを使用する」にすると、うまくいくことが多い。 「…

任命したのは俺なのに

菅さんの存在感は日増しに薄くなり、政界では枝野さんの人気が高まっている。 振り返って考えてみると、仙石官房長官を更迭した際、周囲の反対を押し切って、枝野さんを官房長官に起用したのは菅さん。 任命した人が不祥事を起こすと、「総理の任命責任は?…

Too important

東電社員のブログが、多くの反発をかって大炎上している。ネット住民からだけでなく、東電は現在、日本中から多くの批判にさらされており、その批判の嵐はしばらく止みそうにない。 数日前に「サラリーマンの使命感」というエントリに書いたとおり、東電の社…

イシューからはじめよ

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」作者: 安宅和人出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/11/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 48人 クリック: 660回この商品を含むブログ (145件) を見る今の時代に大事なのは、「問題を解くこと…

選挙活動って

震災の影響で、テレビではしばらくバラエティ番組などが自粛されていた。震災で苦しんでいる人が多い中、ふざけたことをしたりするのは、ふさわしくないというような判断なのだろう。 今度、地方選挙があるが、各党の執行部から街頭演説などの選挙活動を自粛…

無限ループ

プログラムを作る際に、同じ処理を繰り返すということは多いのだが、その繰り返しから抜けられなくなることを、無限ループという。 プログラムではバグの一つで、起こしてはならないのだが、アナログな現実世界では似たようなことが、よく起きる。 Aという問…

サラリーマンの使命感

原発事故以来、東電幹部が非常に叩かれている。彼らの対応の何が、世間に怒りを呼ぶのだろうと、考えていたのだが、その一つが「使命感が感じられないこと」ではないかと思う。 東電幹部にそういう気持ちはないのだろうが、どうしても「こうなっちゃったのだ…

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険作者: Robert D. Austin,Shannon O'Donnell,Richard L. Nolan,淀川高喜出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/04/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (…

悲痛な映像を流す意味

震災発生以来、テレビでは連日、津波で家が流される映像や被災者のインタビュー・ドキュメンタリーなどを流している。そのことに対して、「そんな悲痛な映像を流し続けることに何の意味があるのか」という批判も多い。 ただ、あえて「もしも悲痛な映像が流さ…

供給不足よりも

首都圏の電力供給不足のために、日々、計画停電が実施されている。各家庭や企業、店舗などでの節電も浸透してきているが、最も大きな問題は、どれくらい電力が消費されるかの需要を、供給者側が予測できないことにある。 電力の供給というのは、基本的に在庫…

予防とともに

震災や原発の影響で、しばらくブログを書くどころの話ではなくなってしまったが、こうして言いたいことが言えるのも安定した毎日があるおかげだなと実感。被災地の方々には、一日も早く、普段の日常が戻ることを祈っています。 今回の東電の対応を見ていて、…

つぶやきの力

3/11の大地震・津波では、各地に大きな被害が起きている。僕は幸いにして、しばらく家に帰れなかった程度で、家財なども大きな被害はなかったのだが、今回の地震で非常に強く感じたのが、twitterというリアルタイムメディアの力。 正直、僕はこれまで、「◯◯…

とりあえずお金遣う

お金を持ってないけど、とりあえず色々買うことは決めた。そのお金をどうやって工面するかは決めてない。 こんな人がいたら、間違いなくダメな人だろう。でも、今の国家予算が似たような状態で、予算は通る見通しがついて、お金をどう遣うかは決まっている。…

転嫁したつもりでも

システム部門という仕事は、基本的にユーザー部門(実際にシステムを使う部門)の合意を得ていくのが仕事である。システム部門が、自由に作りたいものを作れる、ということはほとんどない。 このため、システム部門の人がよく言う台詞に、「ユーザーが、それ…

これからの〇〇の話

サンデル教授の本で有名になったケーススタディで、「何もしなければ五人が亡くなり、進行方向を変えれば一人が亡くなる、という場合に進行方向を変えるべきか」というものがある。 登場人物が、全員見も知らぬ人だったら、五人を救うのが自然なのかもしれな…

辞任の不思議

前原外相の辞任に関して、特に是非を言うつもりはないのだが、前々から疑問に思っていたことがある。 一般的に会社の社長や役員が、「責任を取って辞める」というとき、社長だけを辞めて、一般社員に戻るということはない。 課長や部長だって、「責任を取っ…

教育≠底上げ

「教育」とは「教え」「育てる」こと、というのは間違っていないのだが、「教え」「育てる」前に、(適性によって)「選抜する」ということがあるべきで、その「選抜する」要素が忘れられてしまっている。そのために、教育をする側も、受ける側も、社会全体…

でも禁止

「デモ」の打ち間違えではなく、接続詞の「でも」のこと。 職場や身の回りでも、よく怒られる人というのがいるのだけど、そういう人を見ていると、やってしまった行為そのものよりも、その後の釈明や余計な一言で、火に油を注いでいることが多い。 その、火…

客観的評価の弊害

日本の教育では、なかなか英語力が身につかないとか、論理的文章が書けるようにならないと言うことが言われて久しい。 色々原因はあるのだろうけど、その一つが、客観的な評価を、皆が求め過ぎることではないかと思う。英語が通じるかどうかといったことや、…

Androidで誰が勝つ?

2011年に、一番浸透する言葉は「Android」だと思う。携帯の各キャリアも、「Android」を前面に出したキャンペーンを展開してるし、家電量販店に行っても、Androidコーナーが常設されている。 今年一年で、Androidのスマートフォンが爆発的に普及することは間…

No 選挙権

神奈川県知事も立候補することになり、だんだん盛り上がってきた都知事選。そんなニュースを見ながらの、うちの奥さんとの会話。 「和民の社長も、色々修羅場くぐってるし、頑張ってくれそうじゃない?」 「まあでも、東国原が出馬するなら、入れようかな」 …

朝のテレビ番組

三月いっぱいで、日テレの朝の長寿番組「ズームイン!朝」が終わるらしい。僕も高校生くらいまでは、ずっとズームインを観ていて、ウイッキーさんの英会話とかを観ていたので、ちょっと思い出深い。 ただ、最近は、もっぱら朝は「めざましテレビ」になってい…