Gmailから送ったメールが文字化けしたときの対処

既によく知られている話なのかもしれないが、ちょっとはまったので、一応、備忘録として。


Gmailから送ったメールが、文字化けしたと言われたら、「設定」で「送信メールにデフォルトのテキスト エンコードを使用する」にすると、うまくいくことが多い。
「送信メールに Unicode (UTF-8) エンコードを使用する」にしておくと、海外の人にメールを送るときにはよいのだが、日本人同士だと相手のメーラーによっては文字化けしてしまうことがある。


これは、日本では「ISO-2022-JP」という文字コードが主流となっていて、前述の「UTF-8」に対応していないものがあることによる。


僕も、この業界に入るまでは、メールは文字をそのまま手紙のように送っていると思っていたのだが、コンピュータは0と1しか扱えないため、その組み合わせで文字を表している。


若い人にはわかってもらえないかもしれないが、これはポケベルの送信方法によく似ている。
ドコモでは「01」が何で、東京テレメッセージでは「01」が何、というのがあったと思う。
相手が、ドコモだと思って送ったら、テレメッセージだったりすると、意図通りの文字が届かなかったりする。これが、文字化けの起きる原因と同じである。


ちなみに欧米の言語は、文字数が少ないので、文字コードがほぼ統一されており、欧米人同士では文字化けというのはほとんどない。
文字化けしているメールでも、アルファベットの部分だけは普通に読めるのは、こういう背景がある。