無限ループ

プログラムを作る際に、同じ処理を繰り返すということは多いのだが、その繰り返しから抜けられなくなることを、無限ループという。


プログラムではバグの一つで、起こしてはならないのだが、アナログな現実世界では似たようなことが、よく起きる。
Aという問題の原因を探ってみたら、Bという事象があって、Bが起こる原因には、Aが関連しているというような場合である。


実際の問題は、もっと多くの事象が絡み合っており、普通に原因を辿っていくだけでは、どうやっても解決できない。
こういう問題を、「あれが解決されないから、こっちも解決できない」と言ってしまうのは簡単だが、世の中の問題は、ほとんどが無限ループなのである。


そういう問題の解決のためには、何か仮説を立てたり、前提を置いたりして、ループのどこかを断ち切らなければいけない。
待っていても、breakは永遠に来ない。(breakとはプログラムで、強制的にループを抜け出す命令のこと)