おもてなし

おもてなしの極意は、顧客にあたかも「自分が特別扱いを受けているように感じさせる」ことだという。
ここまでは行かずとも、相手に好感を持たれる対応をするには、「相手を一人の人間として尊重する」ということか重要だと思う。


では、「相手を一人の人間として尊重する」とはどういうことか、というのを最近少し考えていた。
それは、自分が相手にとっての全てではない、ということを認めてあげることなのではないかと思う。


相手にとって、自分と過ごす時間が全てではない。自分の悩みに、相手が共感してくれても、相手にはまた違った悩みがある。自分には見えないところでの、相手の生活があり、背負ってるものがある。
そういうことを、尊重していけば、相手に対する接し方が、必然的に変わっていくはず。


自分が、相手の時間や思考の一部でしかない、ということを意識していくと、相手が割いてくれたその一部に対して、全力で応えたいと思うようになるのではないかな。考えすぎかもしれないけど。