登場人物は毎日違う

当たり前と言ってしまえばそれまでだが、ふとこんなことを考えた。
毎日、誰かが亡くなり、誰かは生まれる。世界というのは、未だかつて、前日と構成員が変わらなかったことは、一度もなかったのだなあと。


世界を舞台にたとえれば、毎日登場人物の誰かは異なっている、ということになる。そのことにあまり気付かないのは、自分に近いところで、その変化が起きることが少ないというだけのこと。


登場人物が変わっていくのだから、自分の立ち位置が、今の場所でいいのか、ということを、時折見直していかないといけないと思う。自分のしたことが今日は認められても、明日の登場人物に認められるかはわからない。


明日の朝起きたら、そこは今日とは違う舞台。自分が変わっていかないならば、自分の相対的なポジションは、知らぬ間に少しずつ変わっていく。