情報が集まらない人の共通点

自然と情報が集まってくる人と、集めようとしてもなかなか集まらない人がいる。この両者で、どういうところが違うのかなと見ていると、本来得ようとする情報以外の雑談を、多くしているかどうかが、大きな違いだと思う。


最近は、あまり職場でなくなったかもしれないが、「たばこ部屋コミュニティ」というのが、よくあった。たばこを喫う人たちのつながりだが、たばこ部屋でしか得られない情報があるとも言われ、その情報を目的にたばこを喫っていた人も少なくはない。
なぜ、たばこ部屋では情報を得られるようになるかといえば、仕事から少し離れた話をしていくことで、次第に打ち解けていき、「そういえば、あの案件って」とか聞けるようになるからである。


よく、会議体や進捗報告のやり方を整えたのに、「なぜ、有益な情報が集まってこないのか」と不満を言う人がいるが、役に立たない情報を得ようとしない人には、役に立つ情報も集まってこない。


日々の何気ないコミュニケーションの積み重ねが、いざというときに情報をもたらしてくれるかどうかを左右する。今日一日、他人と他愛もない話をしたか、その人がいい気持ちで話せるように聞いてあげたか、考えてみようと思う今日この頃。