上がり続けることもなければ、下がり続けることもない

株価がえらい勢いで下がっている。さすがにそろそろ底入れすると思うのだけど、そうは思ってもなかなか買おうという心理にはなれない。
結局、そういう消極的な心理が全体的に広がって、さらに下がっていく。


価格が上がっているときに、さらに上がり続けると思って買いが膨らみ、実態価値と離れていくのがバブル経済の原理。いつしか価格は下がり、実態価値に近付いていく。


それに対して、逆バブルという現象もあると考えていて、下がっているときにはさらに下がり続けると思って売りが膨らみ、(下方向で)実態価値と離れていく。
バブルがいつかははじけるのと同様で、逆バブルもいつかは反転して価格が上がる。短期的に見れば損をしても、長期的にリスクを取れるならば今の日本株は確実に買いのはず。平均株価が8000円っていうことは、もう下がる余地は8000円しかないんだし。


と、理屈ではわかっているが、なかなか手を出せないんだよなぁ。言うは易し、行うは難し・・・。