裁判員制度を調べてみた

うちの奥さんと話していて、「そういえば裁判員制度ってもうすぐ始まるんじゃなかった?」って話になった。結局、裁判員って何するのだろうとか全然知らなかったので、ちょっと調べてみた。


詳しく書いてあるサイトは一杯あるので、ここでは僕が知りたかったことだけまとめてみる。(詳しく知りたいという方はこちらなどをどうぞ)


誰がなるのか?

  • 有権者全員が対象(国会議員や司法関係者、被害者家族などは対象外)
  • 下記のような場合には裁判所の同意を得た上で、辞退することができる。
    • 育児、介護などで長時間の外出ができない。
    • 重要な業務があり、その人がいなければ重大な損害が発生する。


どのように決まるのか?

  • 3段階の選出になっており、以下の手続きを経て決定する。
    1. 1年ごとにその年の裁判員候補者がくじで選ばれ、候補者には通知が届く。
    2. 事件ごとに候補者の中から、その事件の担当裁判員候補がくじで選ばれ、候補者には呼出状が届く。
    3. 裁判長が担当裁判員候補と面接をして、辞退理由に該当する人を除外する。
  • 1つの事件について、最終的に6人の裁判員が選ばれる。
  • 選ばれる確率は、約3500分の1(試算ベース)。


何をするのか?

  • 裁判員が担当する事件は、下記などの重大事件に限定される。
  • 裁判員は、審理を聞いた上で裁判官と一緒に評議を行い、有罪・無罪、刑期などを決定する。
  • 裁判員が裁判所に行くのは、3日間程度で済む予定。
  • 1日につき、審議は5〜6時間行われる予定。


どこでするのか?


いつから始まるのか?

  • 2009年5月までには始まる(詳細な開始時期は未定)。


普通のサラリーマンでは、忙しいという理由はなかなか認められないのだろうなと思う。多分、こういうのに行くことになっても仕事を減らしてはもらえないんだよな(苦笑)。
僕が3500分の1に当たる日は来るのだろうか・・・。