メールを盗み見するなら


別に僕がメールを盗み見されたという訳ではないけど、夫や彼氏の携帯メールを見たという話をよく聞く。
そもそも、他人の携帯を見るのはどうかというのもあるけど、せめて見るときには送信メールのみにすべきだと思う。


受信メールって、誰か別の人が送ったものだから、送信先以外に知られたくない秘密が書かれているかもしれない。「俺、実はリストラされて・・・」といった内容のメールを、もし他の人に見られたら、いい気はしない。
送信者は他人に見られることを予期していない以上、書いた内容は保護してあげるべきだろう。


封書の場合、送付先以外の第三者が開けると、信書開封罪という罪になる。このときの被害者は、封書が届くまでは発信者、届いた後は発信者・受信者双方と規定されている。つまりどのタイミングであっても、開封されることによって、発信者が被害を受けるということを法律も認めている。


メールは封書ではないと言う人もいるかもしれないけど、ハガキと同じ感覚でメールを送っている人はあまりいないはず。
最後は警察の標語的に、
「携帯を 見るならせめて 送信箱」