スマートフォン普及の最後の壁

もはや本格普及期に入っている、と言って間違いないスマートフォン。身の回りにも、かなりスマートフォンの人が増えているし、ドコモの夏モデルでは、注目はAndroid携帯にばかり集まっていた。


そんなスマートフォンなのだが、普及に対しての最後の壁がある。それがモバイルSUICAAndroid対応。たまに誤解している人がいるのだが、スマートフォンおサイフケータイに対応しても、それだけでは、スマートフォン電子マネーが使えることにはならない。
おサイフケータイ対応、というのは単に端末側にFeliCaという電子マネーのためのチップが搭載された、というだけで、その他に各電子マネー事業者が、Android対応用のアプリを出す必要がある。


EdyやIDなどの電子マネーは、既にAndroid携帯に対応している。ただ、モバイルSUICAは、今のところまだ対応しておらず、「2011年上期中」という対応予定を出しているだけ。
モバイルSUICAで定期券を利用している人は、その定期券を普通のSUICAには移せないため、定期券の期限が切れるか、モバイルSUICAAndroid対応するまで、機種変更ができない状態になっている。
この壁がなくなると、誰にとっても、スマートフォンは機種変更する際の候補にあがってくる。


と、マクロ的な視点で語っているように見えて、実は僕自身がモバイルSUICAのユーザーなので、スマートフォンに機種変更できない、というだけの非常にミクロな話(笑)。