We Can Change

すっかり衆院選は先のことになってしまったけど、今年最後の投稿は選挙ネタで。


投票に行かない人が、行かない理由を尋ねられると、「どうせ誰に投票しても、何も変わらないから」とか「自分が行ったところで、結果に影響ないから」と答えることが多い。
これは、ある面正しくて、議員が一人代わっても政策にさほど変化はないし、選挙結果が1票差になって自分が命運を握ってたなんてことはほとんどない。


ただ、だから選挙に行くことに意味がないのかというと、そうではない。
政治家の側から見てみると、今の政治システム上、政策と選挙は良くも悪くも、深いつながりをもっている。その状況の上では、政治家にとって、「投票に来ない人」というのは良い政策をやろうと、悪い政策をやろうと、自分に何も与えてくれない人ということになってしまう。
「敵対する候補に投票している人」は、政策を変えれば自分に投票してくれる可能性があるが、「投票に来ない人」には何をやっても無駄と思われてしまう。


つまり、選挙とは「誰に投票するか」が重要なのではなく、「投票に行くこと」それ自体が重要で、それ以上の意味はあまりないのだと思う。


民主党が政権を取ったとしても日本はさほど変わらないが、自民党政権のままでも若年層の投票率が80%を超えれば、確実に日本は変わる。


オバマ風に、We Can Change!