論理思考トレーニングをするはずが・・・
- 作者: 横尾清志,石井隆之
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何がいけないのだろうと少し考えたのだが、何より例文の内容が無意味に難しすぎる。
同じ文章構造を学ぶのに、
- 「太郎くんは花子さんが好きだったが、ある一言を言われたのを機に好意が醒めた」
- 「個人情報保護法は制定時には国民大半の同意を得て制定したが、その後同法による制限が強まるにつれ国民の支持を急速に失った」
という2つの文では、構造がわかりやすいのは明らかに1だと思う。それはなぜかといえば、2は文章構造を理解する以前に色々なこと(個人情報保護法って何だっけとか)を考えなければいけないから。
その他にも、随所に「
反面教師的だけど、自分の伝えたいこと・学んで欲しいこと以外は、できるだけ専門的な内容をなくして平易に書かなければいけないということを再認識した。どんなに高度なことが書いてあっても、理解してもらえなければ意味がない。