エンジニアに向くかどうか

今度、前職のときの友人が 米国系ソフトウェア会社にエンジニアとして転職することになった。

僕もその友人も、前職の会社に入ったときはITエンジニアとして大成することを目指していたのだが、僕はその後コンサルタントになり、友人はそのままエンジニアとしてキャリアを進むことになる。

僕もエンジニアとしてダメな方ではなかった。しかし、あるときエンジニアに向くのはどういう人かという判断基準を発見し、自分がそれに合わないということがわかったので、それから違う道を進むようにしていった。

その判断基準というのは、自分にある道具が与えられ、その使い勝手が悪いときにどう反応するかということ。問題を解決するには、その道具に対する自分の習熟度を高めるか、道具自体を改良して使いやすくするかという2つのやり方があるが、エンジニアに向くのは後者の姿勢を徹底的に取れる人だと思う。

もちろん、どちらが優れていてどちらが劣っているということではない(どっちもしない人も結構いる)。自分を道具に合わせてしまう方が早い場合も多々ある。ただ、エンジニアとしては、ものを作って解決してやろうという姿勢が必要だということ。

ただ正直、いまだにエンジニアの道には憧れはある。だから僕の分までその友人には頑張ってもらいたいなと勝手に思っている。

新天地に挑む友人の成功を祈って、このエントリを。