スキーとインラインスケートの不思議な関係

僕はスノボではなくスキー派なので、最近「銀色のシーズン」とかでスキーがちょっと盛り上がってきているように感じられるのが、結構嬉しい。
スキーは大好きなのだが、僕にスキーの面白さを教えてくれたのがインラインスケートなので、今回はそんな話。

スキー自体は中学生くらいからやっていたのだけど、ちゃんと習ったりした訳ではないので、ある程度滑れるようになってからはどうやったら今以上に上手くなれるのかわからない時期が結構続いてた。

社会人になって2年目のあるときにちょっとしたことがあって、スポーツで何か一つでも自信が持てるものが欲しいと真剣に思った。
色々考えて、自分は球技には向いてないので、やれるとしたらスキーだなと思い、そこで出会ったのがインラインスケートだった。スキーの上達本を読んでいたら、夏のオフトレにはインラインスケートをやるのがいいと書いてあって、速攻で買いに行ったのがそれを始めたきっかけ。

それからはほぼ毎週、水元公園という近くの大きめな公園に行って、パイロン(コーン)を置いたりして練習してた。
というと、何か苦行に耐えてる感じだけど、やっていると段々できることが増えてくる(バックとか、バッククロスとか、片足滑りだとか・・・)ので、結構楽しくて夢中になってやってた。

それを半年くらいやった後、冬になってゲレンデに行ったときに、去年とは全く違う自分がいた。
ターンの切れ、スピード、安定感、、、スキーってこういうものだったんだ!とそのとき感じたことは今でも忘れられない。それからも、スキーでちょっと悩むと、帰ってきてインラインスケートで色々試して、ゲレンデに行って・・・ということを繰り返してた。

最初に目標としてた、スポーツで自信が持てるものっていうのを与えてくれたと同時に、適切なアプローチで努力をすればどんなことでもできるようになるんだなと僕に教えてくれたのがインラインスケート

最近はあまり公園に行く機会もなくなっちゃったけど、またちょっとスラロームとかやってみたくなったな。